薄膜印刷とは

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概要

薄膜印刷とは、各種印刷工法にて薄膜を形成する印刷を薄膜印刷と言います。ここでは、プリンテッドエレクトロニクス分野での薄膜形成の技術として、スクリーン印刷を取り上げます。

近年、デバイスの高性能化に伴い基板が多層化し、回路基板においても薄膜化が求められています。しかし導電性ペーストは銀などの金属粒子のほか、ペーストの粘度を高めるポリマーや溶剤が添加されており、薄膜でも導電性と粘度を維持するには、絶縁体であるポリマーの使用を最小限に抑え、金属粒子自体の濃度を高めることが必要でした。

薄膜でも十分な導電性と粘度を確保する銀ペーストの開発も進んでおります。印刷技術を応用し電子回路を形成するプリンテッドエレクトロニクス技術は、製造工程が大幅に簡略化されることから市場拡大が期待されています。

用途

  1. プリント配線板などの、多層化薄膜パターニング用途
  2. 光学用途で屈折率を変化させる薄膜コーティング用途
  3. タッチパネルなどの貼合わせ接着剤塗布用途
  4. 耐候性樹脂の薄膜コーティング用途
  5. 防曇膜コーティング用途
  6. 防汚膜コーティング用途
  7. 反射防止膜コーティング用途

スクリーン印刷での適正

薄膜印刷をスクリーン印刷で行う場合、印刷後の後工程の熱処理で溶剤を蒸発乾燥させることで、1μm以下へ薄膜化することが一般的です。但し、溶剤分を多くすることによりペースト自体の粘度が低下し印刷特性が悪化する可能性があります。

溶剤分は印刷特性が悪化しない粘度に止め、薄膜形成用のスクリーン版の仕様にて、薄膜印刷を実現することが出来ます。薄膜印刷ペーストの開発や薄膜対応のスクリーン版の開発により次世代の薄膜印刷工法として期待されています。

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